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TeaWayのタピオカ工場は衛生管理を徹底しています。

TeaWayのタピオカ工場は衛生管理を徹底しています。

先日、JFS-B規格の定期監査を受けました。
JFS規格は食品の安全管理の取り組みを認証する規格です。
TeaWayでは、2021年に認証を受けましたので、今回が3回目の監査です。
監査では、丸1日かけて、身だしなみや材料や製造工程はもちろんのこと、どこから材料を仕入れ、どのように保管し、どのような車で店舗への配送されるかまで、安全な食品をお客様にお届けできるかを細かくチェックされます。
今回は、定期監査を終えての感想を工場長にインタビューしました。

Q 定期監査を受けての率直な感想を教えてください。
A やはり緊張します。相手は衛生管理のプロなので中途半端なことでは通用しませんので、必死でした。1日中事情聴取を受けているような感覚でした笑
例えば、
「冷蔵庫、冷凍庫の設定温度計はなぜこの温度なのですか?表示されている温度は確実にこの温度ですか?確実だという根拠は?校正してますか?校正を実施した根拠資料を見せてください。」
「菌検査は何の菌を検査していますか?なぜその菌を検査するのですか?菌検査の基準をその設定したのはなぜですか?ちなみに厚生労働省が示している一般生菌の許容限界はどのくらいでしたっけ?自社検査だけではなく第三者機関にも検査してもらっていますよね、その証拠を見せて下さい。」
「工場内の明るさは何ルクスですか?なぜその明るさなんですか?何を使って測りましたか?」
「浄水の塩素濃度の基準値は?原水の塩素濃度の基準値は?実際に測って見せてください。」
…etc
この他にも、タピオカ工場で行っている全業務の根拠や食品衛生の深い知識を急に聞かれるので常に緊張状態でした。監査は問題無く、監査員の方からもお褒めの言葉をいただけたので、嬉しかったです。

Q JFS監査を導入するようになってからのどのような変化がありましたか?
A JFSの意義については、やはり監査で第三者機関から製造している食品の安全性についてお墨付きを得られるのが大きいと思います。JFSに取り組み始めてから一人一人が食品衛生や製造に対して根拠を持って行動できるようになって食品衛生に対する考え方も変わってきたと思います。個人的にはテレビやニュースで食品や衛生に関する内容が放送されると自然と見入るようになりましたし、他の従業員も、外食する際や工場見学に行く際に、ちゃんと管理されているのか、自分だったらその現場でどういうことをするのかなど考えるようになったと言っていました。

Q 最後に衛生についての意識していることや思うことを教えてください。
A 監査員の方とお話をして感じるのは、『自分達はここまでやっている』と自信を持つ事は大切ですが、『自分達はここまでしかやらない』と履き違えてはいけないと言うことです。
原料の生産者は本当に安全なものを生産していたのか?加工や調理は食品衛生、安全性を満たして行われていたか?全ての工程でのリスクを事前に考え、行動することを意識しています。生産者に対しては残留農薬証明書を請求する。加工業者には規格の有無確認、各種検査の記録証明書の請求など、全ての工程で安全であることの根拠を確認しています。
何かあってからの対応ではなく、何も起こらないために、積極的に食品衛生にかかわっていく姿勢をもたなければならないと改めて認識しました。

今回インタビューで工場長の楽しみながら前向きに衛生管理を行っている姿が印象に残りました。これからもより安全でより衛生的な工場を維持し、心を込めて1粒1粒製造して参りたいと思います。

 

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