10月だというのに30度越え。
秋っぽくないなぁ、と思いつつ過ごした日々でしたが、今日は少し秋っぽい。
やっぱり四季のある日本が好きだから、嬉しい気持ちになります。
みなさんの秋は何の秋ですか?
私の秋は、「キンモクセイの秋」なんです。

実家の玄関先にキンモクセイの木が植えてあって、
この季節になる度に、毎年すごく良い香りがしていました。
親が共働き、末っ子で育った私は、小学生の頃は、上の兄弟たちは部活などで帰りが遅くなりがちで、放課後は一人ぼっちで過ごす日々。
夏が終わり、何だかもの寂しさを感じる秋の放課後、
帰宅する度に、玄関先のキンモクセイの香りに癒されて、
その香りで体中を満たしたくて、
何度も何度も深呼吸していたことを思い出します。
大学生になり、家を出てから、この時期に帰ることはなくなってしまいましたが、
街中でキンモクセイの香りを感じる度に、
つながっているであろう秋の空を眺めて、家族や地元の友達への思いを馳せるという、
自分の中の根っこの部分を再確認する季節が秋。
柄にも無く、一年に一度、おセンチな気持ちになるのも悪くない。
私にとって、実家のキンモクセイの香りを超えるものはないけれど、
この香りを感じると、「よし、がんばろう」と顔をあげて、また一歩踏み出せている気がします。
そんなこんなで、私の秋は「キンモクセイ」なんです。
そんな私が、
飲んでくださるみなさんへの思いを込めて作った秋の限定商品
「香る金木犀スムージー」
「香る金木犀ジャスミンティ」
もう飲んでいただけましたか?
みなさんがティーウェイのタピオカドリンクを飲む度に、
どこかあったかい気持ちになって、
色々な思い出が蘇るという、
音楽や匂いや風景のような、
昔のアルバムを開いた時のような、
感情と結びついたドリンクになりたい。
最近、その思いがより一層強くなり、
私の五感を揺さぶるキンモクセイにその思いを込めて、ドリンクを作りました。
みなさんの心のアルバムの片隅にでも、
ティーウェイのタピオカドリンクが仲間入りすることができれば、
私はこんな幸せなことはないです。
メンタルタイムトラベルのような、
エピソード記憶のような、
みなさんの日々起こる出来事と共に、
私たちのタピオカドリンクがありますように。

そして、飲んでいただくと、
また頑張ろうと顔をあげられる、
そんな存在になるべく、
精進し続けていこうと思っています。
いつもはあまり言わないことを、キンモクセイの力を借りて言わせていただきました。
これからも
心を込めてお作りいたします。